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パッシブとアクティブの共存を目指して(後編)

ここまでの経緯は「前編」にてご確認くださいませ。

さて、まずはこんな配線を試してみました。
ついでに、250Kのポットを使った音も確認したかったので、
そこも変えています。

最初の配線はこんな感じ

図をクリックすると拡大表示されます。
これはストラト配線をちょっと変えてみたもの。
2回路あるセレクターの機能を使って、アクティブ側と
パッシブ側を分けていますが、ジャックに信号が行くときに
結局は一緒にしてしまってます。
アクティブPUを使ってますので、ジャックはステレオ仕様。
リング端子をPUのスイッチとして機能させてます。

最初に気になったのは、リアの音そのもの。
最終的に信号を一緒にしてしまっているのが原因か、
250Kに変えたのが原因か、ゲインが明らかに低下してます。
激歪みさせた音に、伸びがありません。クランチと言っても
過言ではないくらいの違いがありました。

後で確認すると、250Kのポットの抵抗値が200Kまで下がっていて、
本来のボリュームとしての機能を低下させていたようです。
ゲイン低下、そしてハイ落ちの原因はここでしょう。

もう1つ気になったこと、それは。。。?

リアのポジションで、2つのボリュームが、

両方きいてしまうことwww

ええ、まぁ、配線していたときに想像はできましたが。。。
最終的に一緒にするのは、やっぱり良くはないようです。

ということで、第2段階。
まずはポットを500Kに変えました、もちろん。
そして、レスポールの配線を思い出して、
先にボリュームポットを通ってから、セレクターに信号を
入力してみました。これで、どうでしょう?

結果は、ボリュームについては同じでした。
リアの音は以前のとおりに元通り。イメージ通りの音です。

このままで使おうか、などというあきらめムードの中、
改めていろいろな配線を思い浮かべてみます。

5wayのセレクターは、2回路3接点。
先ほども2回路ある機能を使った、と言いました。とすれば。。。

普通のストラトの配線は「PUの選択 = 信号の選択」です。
どのPUの音を出すかは、セレクターを動かすことで同時に選べます。
これを「PUの選択」「信号の選択」の2回路分を別に選ぶようにすれば、
上手くいくのではないかと考えました。

自分で書いていてわかりにくいので、補足。
まずは「PUの選択」。必要なのは、フロントとセンターとの2択。
おっと、厳密に言うとハーフポジションもあるので3択です。
アクティブ側も、先にボリュームに入力できればいいのですが、
それではフロントとセンターの区別ができなくなります。
なので、絶対に必要な要素です。

そして「信号の選択」。これももちろん必要で、
要するにアクティブ側か、パッシブ側か、という2択です。

5wayということでもうひとつ「リア+センター」もありますが、
EMGのノートにもあったように、これはリアの音が聞こえなくなります。
上手くいったにせよ使い物にはなりませんので、ここでは対象外。

これらが1つのセレクターで実現できるだろう、ということです。
で、最終的にこんな配線でいくことにしました。

最終的な配線図

フロントとセンターの信号はまずセレクターへ。
そこからのアウトが25Kのポットに行き、セレクターの別回路に戻ります。
別回路には500Kのポットを通ったリアの信号も入っていて、
ここでアクティブとパッシブとの切り替えを行ないます。

ボリュームもそれぞれでちゃんと機能します。ストラトですが、
これでスイッチング奏法(でしたっけ?)もできますw
トーンを省略したので、キャパシタを変える楽しみは減りましたが、
スイッチ用の穴あけもしない、最小限の配線変更だけで
それぞれのPUの特徴を殺さないようにできました。

部品はいろいろ手元に余っているので、内蔵ブースターの自作も
今さらながら考えてしまうわけですがwww
ショートスケールのギターなので、ボディも小さいし、
キャビティ内にPU用の電池も無理やり押し込んでいるので、
相当コンパクトな設計にしないと、入らない。
おそらくこれが、一番ベターな改造でしょうねぇ。

というわけで、長々と取り留めのない話をスイマセンw
私のような無茶なことを考える方々の参考になれば、幸いです。

EMGのサイトで例に挙がっていたのは、このブースター。
他のアクセサリーも含め、パッシブでも使用可能みたいです↓

at 19:51, まるま, 自作・改造

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comment
moto, 2012/09/21 3:40 PM

まるまさんのこの説明でEMGとダンカンの混在ができ、大変重宝しています。
図解もとてもわかりやすく、途中試案の失敗のくだりも明かされている点がすごく参考になります。
ホント、世界を広げてくださってありがとうございました。

まるま, 2012/09/25 2:10 PM

motoさん、コメント感謝です。
こんなPU配列のギターは大抵ミニSWで選択するような仕様ですが、それが面倒臭そうだったので、どうにかならないかと考えたものでした。お役に立ったなら幸いです。










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